共働きで財布は別々、蓄財、資産形成について考えていけばいいでしょうか?
職業: 労働組合勤務
収入源: 夫婦の給与
夫婦間の資産に関する方向性が一致しない
Eさん(45歳)は、労働組合で働く共働きのママで、夫(46歳)と6歳の息子さんと暮らしています。忙しい毎日を送りながらも、家計全体をしっかりと管理し、将来に備えたいという思いで、今回のセミナーへ参加いただきました。
Eさんご夫婦は、お互いに自立心が強く、それぞれ別々の財布でお金を管理していました。二人とも浪費家ではなく、コツコツと貯蓄や投資を続けていましたが、家計全体の資産状況や将来の計画が不透明であることに不安を感じていました。
特に、家計全体の管理が漠然としていることや、夫婦間で資産形成の方向性が一致していないことが、Eさんにとって大きな悩みとなっていました。これらの不安を解消し、将来に向けた具体的なアドバイスを求めてEさんは私たちに相談に来られました。
ひとつずつ課題を見つけてご提案
まず、Eさんとご主人のそれぞれのライフプランを個別に作成しました。ここでは、キャリアプランや子供の教育費、将来の大きな支出(例えば、住宅のリフォームや家族旅行など)を具体的に整理しました。その後、これらのプランを夫婦で共有し、共通のライフイベントにどう備えるかを話し合いました。
次に、夫婦それぞれが持つ資産の現状をリストアップし、共有しました。これにより、全体像が見える化され、共通の目標に向けた具体的な行動計画が立てられました。たとえば、老後資金や教育資金のための積立、リスク分散のための投資戦略などです。
さらに、夫婦間で資産運用の役割分担を明確にしました。Eさんは家計の貯蓄と安定した資産運用を担当し、ご主人はリスクの高い投資や新しい投資機会の探索を担当することで、効率的な管理を目指しました。また、定期的に家計の状況を確認し合う体制を整え、必要に応じてプランの修正や調整を行う仕組みも導入しました。
最後に、長期的な資産形成の見直しを行い、将来のライフイベントに備えるための資産運用を最適化しました。
Eさんは、これまで漠然と感じていた不安が具体的な行動に変わったことで、大きな安心感を得ることができました。「夫婦で計画的に資産形成を進めていける自信がつきました」と、Eさんは満足の声を寄せてくださいました。
現在も、Eさんご夫婦は定期的に家計の状況を確認し、経済状況の変化や新たなライフイベントに応じてアドバイスを受けています。二人は共通の目標に向かって計画的に資産形成を進め、将来の安心感を得られるよう努めています。
まとめ
Eさんの事例は、別々の財布で家計を管理しつつ、将来の不安を感じている方にとって参考になる内容です。私たちは、夫婦のライフプランに合わせた具体的なアドバイスを提供し、安心して資産形成を進めるお手伝いをいたします。お気軽にご相談ください。