家族のお金は夫に任せているが、わたし個人の蓄財はこのままで大丈夫?
職業: 共に病院勤務
収入源: 夫婦の給与
資産メンテナンスの必要性を強く感じました
Cさん(42歳)は、夫(44歳)と二人のお子さん(7歳と5歳)を育てながら、夫婦で病院勤務をされています。共働きで生活費や住宅ローン、教育費などを計画的に管理していますが、Cさんは独身時代からの個人資産について、最近不安を感じるようになりました。
これまでは、金融機関の担当者に勧められるままに保険や投資信託、外貨積立などを始めたものの、それが現在の生活状況に適しているのかどうか、はっきり分からなくなってきたのです。子どもたちが成長し、家計の支出が変化する中で、Cさんは将来に備えて自分自身の資産を見直す必要性を感じ、相談に来られました。
Cさんは、家計全体の管理を夫に任せていることから、家庭全体の財政状況には一定の安心感を持っていました。しかし、自分自身の資産については以下の点で不安を抱えていました。
資産の放置: 長年、金融機関任せにしていたため、現在の資産運用やリスクについて詳しく把握しておらず、これで良いのか不安を感じていました。
生活環境の変化: 独身時代とは異なる現在の生活状況に資産運用が合っているのか、見直す必要性を感じていました。
老後の不安: 将来の老後資金が十分に確保できているか、その運用が適切かどうか、具体的なビジョンが持てずに不安を感じていました。
状況を把握することからスタート
そこで私たちはまず、Cさんが所有するすべての金融商品をリストアップし、現在の資産運用状況を詳細に把握しました。
保険、投資信託、外貨積立などの運用状況を確認し、それぞれのリスクとリターンを詳しく分析しました。
金融機関に任せている部分の手数料や運用コストも確認し、適切なコストパフォーマンスが得られているかを見ていきました。
そして、ライフプランを実施することで、Cさんのライフステージや家族構成の変化に合わせて、資産を目的別に再配置しました。例えば、老後資金としての積立、子どもたちの教育資金、緊急時の備えなど、具体的な目的を持たせることで、効率的な運用を提案しました。
不要なリスクを避けるため、一部の資産をリスクの低い商品に切り替え、安心感を重視した資産形成を目指しました。
Cさんが望む老後のイメージを描き、そのために必要な資金を把握しました。それに基づいて、今後必要な資産形成の目標と適切な運用方法を提案しました。
定期的に資産を見直し、必要に応じて調整することの重要性を説明し、長期的な資産メンテナンスの計画を立てました。
今回の相談を通じて、Cさんは自身の資産状況を正確に把握し、これまで漠然と感じていた不安を解消することができました。また、生活環境に合った資産の再配置により、家計管理と老後資金の確保に対する自信がつきました。
Cさんは、「これまで放置していた資産に再び目を向けるきっかけを得られました。定期的な資産メンテナンスの重要性を実感し、これからも確認を続けていきたいと思います」との感想をくださいました。
その後も、定期的に資産状況の確認を行い、必要に応じて運用方法を調整しています。Cさんは、夫婦での家計管理に加え、自分自身の資産管理にも意識を持ち続けることで、長期的な安心感を得ることができています。
まとめ
Cさんのように、家計は夫に任せているものの、自分自身の資産について不安を感じている方は少なくありません。私たちは、お客様の現在の生活状況や将来の目標に合わせた資産運用のアドバイスを提供し、安心して資産形成を進めるお手伝いをいたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。